山歩き(山岳移動)思考
8/15からSNSやMLを通じてJQ1SYQ西野さんの行方不明情報が流れていたので
注意深くワッチしていました。残念ならが本日発見されましたが最悪の結果となった
ようで、ご冥福をお祈り致します。
ログをチェックしてみると西野さんとは、’98-’16にかけて7,10MHzで4回ほどQSOしています。
内2回はコンテストです。モードは4回ともCWでした。
なぜ注意深くワッチしてたかというと、私も山歩きは時々やるしいずれ山岳移動もやって
みたいと考えてましたので、どんな状況で遭難されたのか気になったからです。
決して興味本位ではありません。
西野さんのfacebookを拝見していると私と思考パターンが似てるようにも思えます。
山に関する知識や装備についてもかなり経験を積んではるように見受けられます。
地図やGPS、ライト、防寒着、非常食等の準備についても抜かりはないように思えます。
少ない情報からあれやこれや想像するのは不謹慎かもしれませんが、自分への参考と
して記載しておきます。情報源はこれ。産経新聞の記事もありましたがこちらの方が
若干詳しい。
「大血川渓流観光釣場から南東に1.3kmの東谷沢内で石の上に仰向けに倒れてた」
という記述。Googleでみるとこんな感じ

距離測定の線に沿って見える川が大血川でここが東谷沢です。
南東に1.3km地点は丁度林道が終わったあたり、酉谷山までの登山を想定していたとして
とり得るコースを検索してみるとこんなのがありました。

沢に近くて1.3km地点となると、上の絵のカメラマークが2つ並んでるあたりと想像する。
線はGPSの軌跡なので実際の登山道に近い(誤差もあるが)
ここの等高線を見ると沢から登山道にかけて相当な急斜面になってることが伺える。
で、リンク先の写真を見ると確かに急ではあるがここでこけたとして沢まで一気に滑落する
だろうか?という疑問が沸いてくる。最も現場を見ない事にはええかげんな事は言えない
ですけどね。
この程度の斜面を歩くことは山歩きでは頻繁に遭遇するのでそーいう意味では侮れない
のであります。近所の里山でもよくある光景でナメてはいけない事を再認識しないといけま
せんねぇ。
山の事故で考えられる原因は次の3つぐらい
1.滑落
2.道迷い
3.病気の発症(脳梗塞とか)
今回、2は排除していいでしょう。残る2つがあやしいもしくはその両方
詳しい調査で3の有無は分かるでしょうが、第三者は知る由もありません。
いずれにしても心して山を歩こう。