こちらの続きです。
流石にフィルタを発電機に内蔵は難しいので外付けにしてみた。
けど、これどー見てもコブダイやね。
パネルを外すとこんな顔
右下の方にFG用のネジがある。これの先をたどっていくとインバータ回路のケースに
繋がっていそうだったが、途中、別のハーネスと束ねてあったのでちょっと気になった。
インバータ回路部を覗いてみる。
真ん中に樹脂に漬けられた回路が見える、これの外枠のアルミケースにFGを
とればいいのだが・・・、うまく付けられそうな場所がない。
苦肉の策で、下の写真のように銅の帯を挟み込んでおいた。
そのうち振動で脱落するかな?
100Vコンセントへ行く途中で遠回りしてノイズフィルタを追加
フィルタの下あたりにFGがくるようにした。コブダイのこぶの出来上がり。
動画です。
さて、FGをきちんと取ることが必要な事に変わりはないが、
今回新たに引き出したFGと元からあるFGの差がどれほどあるのか??
元のFGだけでも十分かもしれない。
機会があれば検証してみよう。
ほな、
2018-05-09 追記
ノイズフィルタの選択について、
問題にしているノイズはコモンモードノイズなので、目的の周波数に対するコモンモードの減衰量が
大きいものを選ぶ必要があります。
今回私が選択したのは、TDKのRSHN-2010というやつで、電流容量が10Aで減衰特性は下図左
のとおりです。特性的には右の2016の方が広帯域に減衰量が確保できていてベターと思います。
電流容量も16Aと余裕があります。
JA1OTPさんがこの2016型フィルタを使ったノイズ対策を実践されています。
ほな、