ランドマーク電源

 という名前はその風貌から私が勝ってに付けた名前ですが、要するに実験用
電源です。
 部品の特性や動作を確認したいとき、任意の電圧が欲しくなることがあります、
また電圧の違う複数の電源が同時に欲しいときもあります。
これらの条件をある程度満たす電源を作ってみた。

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方式は超古典的なNJM723を使ったシリーズ電源で、秋月電子のキットを使いました。
これに3端子レギュレータを足して3出力電源とした。

仕様
入力    AC 100V
出力1   DC 0~36V (5A)
出力2   DC 12V (1A)
出力3   DC 5V (1A)

まぁ、そんだけのことでして、、、
実験用電源なので机の上を広げたてた状態で使うことを想定して、縦長構造にして占有
面積を小さくした。
また、適当なケースがなかったのでシースルーにした。

動作確認中の様子

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全容です。
前面左が0~36V出力、真ん中のボリュームが電圧可変つまみ、右側が12V出力
5V出力は右側面にあります。

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~~ ここから堅~い話です ~~

ほんで、秋月の説明書に回路図が載ってまして、でもこれでは動作が分かりにくいので
書き直してみた。
古典的なアナログ電源の場合、出力電圧を抵抗で分圧して、基準電圧と比較して
誤差増幅してパワー部を駆動するという構成が一般的で、出力可変とする場合、
出力側の分圧部をボリュームにして可変するのが普通です。しかしこの回路では0V
からの可変を可能とするために基準電圧側にボリュームを入れて可変にしています。

 最初、回路図のD2、D3の意味が良く分からなかったんですが、IC(723)の等価
回路を見て謎が解けました、オペアンプ入力電圧が、その動作電圧範囲におさまる
ようにダイオードでわざと持ち上げています、フィードバック側と基準電圧側の両方に
挿入することで温度補償もしているようです。良く考えられた回路です。

 もう一つよく分からなかったのが、VR2の配線を伸ばす場合はシールドかツイストペア
を使いなさいという注意書き、このボリュームは電源そのもののフィードバックループに
は入ってないので発振とか関係ないのではと思ったが、これもICの等価回路から、
多分、基準電圧発生回路そのものの発振の可能性を言ってるように理解した。

出力電圧特性と電流制限特性がどう決まるか計算してみた。
(リンクはOpenOfficeのCalcの . odsファイルです)
オリジナルの電流制限は結構大きいところに設定してあったのでR7,R8を変更して
2A~6A程度に設定できるようにしておいた。

さて、これで何でもすぐに実験ができるぞ。(そんなにしないと思うけど)
ほな、

カテゴリー: 無線 パーマリンク

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