中華バッテリーブースタ性能チェック

 バッテリの電圧を13.8Vまで昇圧する俗に言うバッテリーブースター
技術的には昇圧コンバータ―とでも言うのが一般的かもしれない。
以前はこちらで紹介したものぐらいしか市場に存在しなかったが、最近は安価な
中華製が出回ってます。MFJなんかに比べるとバカ安い!!
これホンマに大丈夫なん、と素朴な疑問がフツフツと!
という訳で調べてみました。調査対象は写真の2種類です。

どちらもAliExpressで仕入れた。
左が40A仕様、右が30A仕様と謳ってある。
値段は送料込みで左が\2500ぐらい、右が\4200ぐらい
さてさて、性能は、、、


 試験のやり方は、
入力電圧  9V、12V (これは安定化電源から供給 GZV4000を使った)
出力電圧  14Vに設定

この状態でIC7000を動作させ、100W CWでVVVを打つ
この時の電源の入出力電圧をオシロで観察する。

結果;
まず写真の右のやつ(ケースに入ってる方)
入力電圧12V

上の波形が入力電圧、下の波形が出力電圧波形
横軸100ms/div  縦軸5v/div

入力電圧が低下してるところがVVを認識できる。何故入力電圧が低下してるのか
電源そのものの性能なのか配線抵抗ドロップなのかは定かではないが、今回はそこは
重要ではないでしょう。

出力電圧は負荷がかかったときに若干乱れてるが電圧変動はほぼないと見ていいでしょう。
送信中にとなりのRIGで1.8MHzを聞いてみると狭帯域のノイズが観測できたが
送信中だけなので問題にはならない。他のバンドもざっと聞く限り問題なし。

次、入力を9Vにしたとき

波形の見方は上と同じ
同様に送信中に出力波形の乱れはあるが変動までには至ってない。
使えるレベルと思う。

 

 次、最初の写真の左側(裸基板の方)
入力電圧12Vのとき

グラフの見方は同じ
出力波形の乱れが大きい、あんまり気持ち良くない
出力電圧変動は、送信時(負荷大)に電圧が上昇している、そんなんあり?
普通は低下するでしょ!!!

次、入力電圧9Vのとき

ほぼ同様の動き、波形の乱れが大きくなった。

隣のRIGでノイズの有無を確認したが特に観測できなかった。
このヒゲヒゲがどうも気になるが、ケーシングすると少しはましになるか???

という事でどちらの機種も使えそうというのが結論
但し、少し高いけどケーシングしてある方が安心感がある。
耐久性については使ってみないと分からない。

 

補足;
基板むき出しの方、注意点があります。

左が入力で右が出力
半固定抵抗が3つ見えますが、左から①、②、③とすると

①は入力低電圧検出レベル調整でこの設定を下回ると昇圧停止します。
入力電圧を変化させながら8.5Vに設定した。

②は出力電流リミットの設定、最初これが低めに設定してあって出力電圧変動が
やたら大きかった。右に回すとリミットが大きくなった。

③出力電圧調整、最初56vになってておったまげた。負荷を繋いでなくて事なきをえる。
無負荷の状態で半固定をぐるぐる回して14Vに設定した。

あと、ヒートシンクの裏にファンが付いてるんですが、このファンのべつ回ってる訳ではなくて
温度が上がってくると回るしくみみたい、IC7000で連続送信してみると5分ぐらいで回りだした
でもそんなに熱くないしファンもとっても静かでした。
IC7000の方がよっぽどあっちっち!!

補足はここまで。
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試験の様子

ケーシングされてる方は嫁ぎ先が決まっています。
基板だけの方は自分で使う予定、ケーシングしなくては、
ほな、

カテゴリー: 無線 パーマリンク

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