2週間ほど前の事、50MHzの受信状態がなんか変、アンテナの向きを変えると
正常になったり、SWR無限大になったり、、、これはもしや
と思ってローテータの上の同軸の回転部をチェックするとタワーの角に引っかかって
鋭角に曲がってるではないか、その箇所をしげしげ見るとイビツに変形してる。
どうやら金属疲労で芯線が断線したようだ。という訳で修理です。
同軸を丸ごと入れ替えるのは大変なので、患部のみ取り除いて中継を入れることにした。
写真は機材一式を作業ステージにあげたところ。あんまり居心地のいい場所では
ありません。
同軸にコネクタをつけるのではんだ付け作業しないといけません、という事は電気がいる。
ヒモをもって上まであがり、ドラムに結んだヒモを引き上げた。
患部を切断して、ようやく一個め付けた
そうそう今日の天気はすこぶる良好、高気圧が日本列島を覆い秋晴れ
風も微風程度、この1個目のコネクタを付けた段階では特に問題なくハンダ付けできた。
がしかし、2個目に取りかかろうとした頃(9:30ぐらいだったか)南風が吹き出した。
海辺なので海風です、パラで飛ぶにはとってもいい感じの風でしたが、ハンダ付けには
ちょっといけてません、、、
こんな事もあろうかと実は準備してました。風よけ
段ボール箱を切って急ごしらえです。しかしこれのおかげで2個目も何とかハンダ付け
できました。人間には心地いい風なんですけどね。
一か所で鋭角に折れ曲がらないように固定して一応終わり。
実はこれまだ課題が残ってます。(様子見中)
タワーから下りてきてSWRをチェック、問題なし。アンテナを回しても安定してる。
とりあえず一件落着。
この同軸、10DFB-Liteというやつで芯線はアルミに銅メッキという代物
表皮効果のため性能は問題なし、軽くていいのですが金属疲労に弱いという弱点がある。
アンテナ建設時からこの問題は指摘されてましたが回転部の同軸をゆったりと這いまわして
たので大丈夫と思ってました。ひっかかるとはね油断してました。
ほな、