プレートRFCについてちょいと考察

 TL922の改造、こちらの記事で紹介したプレートRFC、
深く考えずに適当にやってしまいましたが、少し深堀してみた。
実際に組み込んだコイルはコアを2段にしましたが、いまから取り外すのも面倒なので
新たに巻いてみた。

 

 何を確認するかというとポイントは2つ
1.このRFCを追加することでプレート電源への減衰量がどれぐらい改善されるかを
相対的に評価する。
2.今回、100kΩの抵抗をパラにしてこのコイルにパラにつないでおいたが、この影響は?

評価は1.8MHzにポイントを置く(高い周波数は何かとややこしいのでパス)
追加コイルのそもそもの目的は、
プレート電源側に1.8MHzの高周波が漏れて、電源を変動させ、その電源から
再び変調がかかってしまい電波の品質が悪くなる(子や孫ができる)のを
改善するということらしいです。これは受け売りで私は理解できてません。

 

 まず、このFT114 #43に20回巻いたコイルの特性を再確認した。

(先に紹介した特性とは少し異なりますが傾向をつかむのが目的なので気にしない)
インダクタンスは、1.8MHzで185uH
インピーダンスは、2200Ωぐらい
15MHz以上ではCに変身する。

このコイルの特性を再現させる等価回路をつくり、プレートRFC回路の減衰量を
計算してみる。

プレートから電源までの伝達特性を計算
信号源インピーダンスはゼロで評価した、タンク回路との関係を吟味する場合は
ゼロではダメなんでしょうけど。
電源側のインピーダンスは十分低いと思うが50Ωとした。
これでオリジナルと相対評価した。

左から160uHは3-500zの横に立ってるRFC、その右の2000pFは円盤型のコンデンサ
その右、下段はオリジナルは12uHの空芯コイル、上段は今回取り換えたトロイダルコイル
パラに入ってるCとRは等価回路を表してます。
その右の50nHは電源までの配線インダクタンスです。

考察
1.改造(パラ抵抗なし)では、370kHzあたりにピークが現れる。
2.改造(パラ抵抗なし)の1.8MHzの減衰量は、オリジナルに対して約-30dBの効果がありそう
3.改造(パラ抵抗あり)では、370kHzのピークはなくなる。
4.改造(パラ抵抗あり)の1.8MHzの減衰量はオリジナルとあまり変わらない。

変な共振現象を嫌って抵抗を入れておいたが、これは本末転倒でした。浅はかでした。
共振(ピーク)は370kHzで十分低いので問題にはならないだろう。
追加した抵抗は外しておこう。
なお、10MHz以上ではこんな単純な特性にはならず山谷がいくつか現れる特性になります
今回は評価ポイントが1.8MHzだったので無視しました。ややこしいし。
ほな、

カテゴリー: 無線 パーマリンク

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。