こちらの続きです。
部品は届いたのですが、ほんまにちゃんと動いてくれるのか?
特にバイアス切替用に仕入れたリレー、スペックだけ見て注文したら、届いた物は
やけに小さい、大丈夫かな、、、
という事で試運転してみた。
ジャンクをフル活用してます。
トランスは大昔仕入れたジャンク、電圧が合わないので前段に摺動抵抗器を入れて合わせてあります。
実はこの辺の準備に寄り道してました。
こんな感じです。
実はこの辺の準備に寄り道してました。
こんな感じです。
下からにょきっと出ているオシロのプローブの先あたりに見える黒いのがバイアス切替用のリレーです。ちっちゃ!
このリレーの接点に120mAぐらい通電しながらON/OFF動作させてます。4回/秒(4Hz)で1時間強動かしてましたが特に問題なさそうでした。
デューティ50%動作ですが、バキュームリレーは意外と発熱してました。他は特に問題なさそう。
こんな回路を考えています。
次の組み込みが大変です。
ほな、
面白そうですね! 各コイルの電圧をツェナで制限してるのが、僕にはない視点で勉強になります。あと低圧化の部分は…わざわざ8V(整流後12V)から取っているところがよく分かりません!!(^^;; それとバキュームリレーが熱を持つというのも存じませんでした。多少はあるでしょうけど。
バイアス切り替えの部分については、お恥ずかしながら半導体化しようと思いつつはや何年? それはそれとして、スタンバイ部分の低圧化については次は別のを、とも考えてます(これもまだ考えてるだけ!)。
杉山さん
コメントありがとうございます。お察しのとおり、今回の回路検討にあたっては杉山さんの記事を大いに
参考にさせて頂いてます。
ツェナは通電時、リレーにかかる電圧を安定させる機能とOFF時のサージ吸収の2つの機能を持たせ
ています。バキュームリレーの方を13v2個にしてるのは電力を稼ぐためです。
8Vから取ってる理由は、これは好みの範疇かもしれませんが、
①TL-922のトランスにたまたま8Vの出力がある
②元の100Vから取ってもいいけど、どうしてもW数の大きい抵抗が必要になる。(5Wとか)
これを避けたかった。部品点数や占有面積はそう変わらないし。
③8v(11Vdc)を駆動電源にしておくとRIG側に高圧がかかる事故の確率は減りそう。
こんな所でしょうか。
バイアス切替のところの半導体化も考えてみたんですが断念しました。すっきりした回路を
思い付きませんでした。いいのがあればまた教えてください。
やっぱりそのあたりの可能性を考慮するかどうかが、僕みたいなド素人とそうでないプロフェッショナルとの違い、なんでしょうね…(^^; 100Vがモロにかかることなんてないやろ、大丈夫やろ、としか思ってませんでしたんで。。。
ツェナでの制限については、まさに目から鱗状態です。ただツェナってそんなに頑丈ではないイメージがあるので、万一オープンモードになった時のために、いわゆる普通の整流ダイオードと並列ってのはどうでしょう。
そうなんですよねぇ、せっかくAC8V巻き線があるのになんで制御をDC100Vにしたのか不思議ですよね。これまたSB-220の猿真似かな?と思ったり。
バイアス切替の半導体化、AG6Kのこちらを見る限りではそんなに難しくなさそうなんですが、さてどうでしょうか。プロの視点でのご感想をお願いしますm(_ _)m
どうもです。
いえ、そんな大層なもんではないかと。単なる趣味の問題じゃないでしょうか、それとプロと言っても
分野が違いますからね、どうだか怪しいもんです。
ツェナに整流Diパラはいいアイデアじゃないでしょうか、安心材料になります。
AG6Kの回路を拝見しましたが、よくわからないですね。特に受信時のカットオフバイアスをどうやって
かけてるのか読み取れませんでした。Q1の働きもいまいち理解できてません。
気持は、送信時フォトTr(Q2)がONでD2アレイでカソードバイアスをかける、受信時OFFのときは
Q1はOFFやけど・・・???
こんばんは。AG6Kの回路のカットオフについては、D1がキモだと勝手に理解してます。ここは本来なら大きい(数十kΩ)抵抗を入れるところなんですが、D1(サージアブソーバ)でQ1を保護するついでに、カットオフ電圧を明示的に制限してるってことだと思います。
(本件、実は以前こんな妄想してまして…自分で今見ても、なんちゅう図面やと(^^;; )
どうもどうも、
D1でカットオフ、了解です。
動作としてはいけるんだと思いますが、カットオフ中、カソードは宙ぶらりんなんでなんか
気持悪いですね。
kdhさん考案の回路、、、2008年の記事なんですね。
その頃拝見してたと思うんですが、記憶が、、、でも送信時カソードに25v以上のバイアス
がかかってしまいません?
珍しくこんな時間帯まで起きてます(^^;
このD1はいわば双方向ツェナとでも言いましょうか、つまりある一定の電圧をキープしてるので宙ぶらりん(=高圧がモロにかかる)の状態にまでは至らないと思います。でも確かにこれだけでは気持ち悪いので、僕ならやっぱりある程度のワッテージを持った抵抗でとなってしまいますね。
で、あの見苦しい図面を読んでいただき恐縮です(^^; GS35Bはバイアスを深くかけないとダメなタマ(ゼロバイアスでは到底使えない)ですので、それで正解なんです。もっとも実動作に合わせて調整は必要だと思いますが。
実は今、別件で三極管のカットオフ等々に取り組んでます。GS35Bよりさらに深いバイアスが必要なタマで、未知の領域なんでいろいろとド素人の下手な考えを巡らせております。そのうちヘルプをお願いするかもですが、その節はどうぞよろしくお願いしますm(_ _)m
珍しく夜更かしですね。
D1はむしろ電圧がかかってないとき(電流が流れてないとき)が宙ぶらりんなんです。
電圧がかかると小さい電流が流れて回路のインピーダンスは安定します、その境目をうろうろする
ような動作じゃないかと思います。
25V以上で正解なんですね、納得です。
新回路案、楽しみにしておきます。
こんばんは。慣れないことをしてはいけませんね。先日の夜更かしの影響がしばらく残ってまして、ようやく復活しつつあります(^^;
僕も100%理解しているわけではないのですが、この手の回路でカットオフのために入れた数十kΩの抵抗、あるいはAG6Kの回路でのD1は、おっしゃるような宙ぶらりんにはならないと思います。
カットオフするためにはそれ相応の電圧が必要です。抵抗を挿入しただけで電圧を得るには…たとえ僅かでも電流が存在しないといけませんよね?(言うまでもなくE=IR) つまりフィラメントが灯っててプレート電圧がかかってたら、ここの『電流が流れてない時』は存在しないんです。
もし仮にカソードが宙ぶらりんになったら、そのカソードに高圧がかかることになり、危険な状態になります。ですのでたとえば重箱本などには、何があってもこのラインは浮かせるなと書かれてあり、ツェナが飛んだ時のためなんかにヒューズを入れたとしても、そのヒューズの両端にやはり数十kΩをパラっておくようにと書かれてます。
このあたりが面白いところなのですが、では具体的にその数十kΩでいったい何Vの電圧が得られるの? に対する答えは、ひょっとしてタマによって違うのではないかと、今さらながら気づいたりしてます(間違ってるかもですが)。
その辺について、もう少し具体的に煮詰まってきたら記事にしてみようかなと思ってますが。例によっていろいろを並行作業してますんで、なかなかです(^^;
こんばんは、
概ね理解は同じとおもいます。
違いは、『電流が流れてない時』は存在すると思います。十分なカットオフ電圧(例えば100V)が
かかってる時は電流はながれないと思ってます。
数十kΩの抵抗を入れた場合、最初はその両端に電流が流れてない、すなわち電圧は発生せず
カットオン(という表現があるかどうかは?)になって電流が流れようとします、するとたちまち電圧が発
生してカットオフ状態に移行します。カットオフから少しだけ電流が流れる状態でバランスして止まり
ます。なのでご指摘のとおりどこでバランスするかは抵抗値と球の特性で決まります。
言い換えると、わざと少しだけ電流を流してカットオフバイアスを作ってる回路です。
余談ですがTL922は100Vとフィラメント間に常に100kΩが入ってます。送信状態でツェナがオー
プンしてもこの100kΩでとんでもない事にはなりません。
で、先のAG6Kの回路ですが、少しの電流が流れてバランスするまでのインピーダンスがツェナの
OFF時のインピーダンスで決まってるんで、極めて高い抵抗値になってると思います、逆バイアス
時のリーク電流で決まるので極めて高いというほどでもないかもしれません。
私はこの状態をとらまえて「宙ぶらりん」と称しています。
電流が流れたときの電圧がカットオフ電圧として問題ないレベルで止まるようにツェナにしてるところ
は賢明と思います。ならツェナの両端に数十kΩの抵抗を入れるのも手かと。
なので表現の違いはあれど理解は同じではないかと・・・
というわけで、事故発生時の対応ではなく、通常の動作としてこの高いインピーダンスに頼った
カットオフのかけ方は好きになれません。動作はすると思います。
長くなりました。
その辺の記事も楽しみです。