IC-705(Bluetooth) <> CI-V i/f

 こちらの記事を見たある方からこのインターフェースを作ってくれないか
という依頼を受けました。もう2年以上前の事なのですっかり忘れてましたが
改めて作ってみることにした。2年も経てばもっといいマイコンモジュールが
あるんではないかと探してみたらありました。前より小型/安価なインター
フェースができました。

ESP32搭載です。

 IC-705はiCOMの人気のRIGですよね。
1.8MHz~430MHzをカバーしてて小型軽量、お値段も適正なのがその理由ですかね。
出力は10Wですが必要に応じてアンプを繋げばいいし、
最もフィールド運用をターゲットにしたRIGなのでパワーはこれでもいいのかもね。
フィールドでは10w、固定ではアンプを繋いで200Wとかの使い方をすれば
コスパの優れた無線局ができるように思います、iCOMさんこのic705用の200W
アンプは作らないのかな?

 で、本題。
この705、CI-V I/F用のミニジャックがないのです。
最近はUSBで十分事足りるのでわざわざCI-V用のジャックはこの小型RIGには
いらんやろーという発想かと思います、それはそれで納得!
しか~し、それでもCI-Vを使いたいときもあるわけです。幸いにもCI-Vは
Bluetoothでサポートしているという事でインターフェースを作ってみた。
amazonやAliを検索して今回は「D1 MINI ESP32 BT WiFi」というボードを
使う事にした、理由は小型/安価、それとBluetoothのUART模擬機能があること
Aliで500円/個ぐらいで入手可能です。
Bluetoothの仕様には大きく2つあってレガシータイプとBLEだっけの新仕様
後者の方が機能は優れているけどUARTに対応してないので要注意です。
ボクも一回失敗しました。

 これにCI-V用の簡単なI/F回路を付けただけのものです。

D1 MINI ESP32 BT WiFiと同サイズの汎用基板を切り出して2階建て構造とした。
写真はそれぞれ表裏の様子。

 回路は至って簡単で、こんなんです。

電源はUSBから供給してますが、基板上の5V端子へ供給してもOK
もちろんUSB経由でプログラムのアップロードとかモニターとかできます。
開発環境は、Arduino IDEを使いました。

デバッグ中の様子

プログラムは50行程度の至ってシンプルなものすが、それでもちょっと難儀しました。
自分が送信したデータのみをダミーリードするところ、、、

 ちょっと懸念が、
機能確認として、CTESTwinとzLog(令和)のRIGコントロールを試してみた、
CTESTwinでは問題なく動作したが、zLogではRIGのメインダイヤルを回したときの
周波数表示が不安定で時々固まります、zLog側から何かコマンドを送る(Band切替とか)
とまた正常に戻ります。何が原因なのかよく分かりません。誰かおせ~て!

もうちょっと詳細にご興味あればこちらをどうぞ、
プログラムリストとか記載してあります。
ほな、

カテゴリー: 無線 パーマリンク

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