トラクタの修理

 ウチには年代物のヤンマー製のトラクタがありまして、型名はAF24MarkⅡという。

こんなやつ。一週間ほど前に畑を耕していると突然ロータがロックしたような感じで
回らなくなってしまった。ローターのクラッチをニュートラルにするとエンジンは
問題なく回り走行も問題なし。なので後ろのロータ部分に問題がある事は確かな
ようです。

すぐに業者さんに連絡し見てもらいました。
なんでもスプロケット部(ロータ部に動力を伝えるギア構造)に問題があるようで
修理するより交換する方が良いと。うん十万円は覚悟してと。
ここで思ったのは、

 例えば洗濯機が不調で販売店に行くと「お客さんこれはもう寿命ですから新しい
のに変えられた方がいいですよ」とよくある対応。まぁ、あながち嘘ではないで
しょうが、ちょっとした修理で元通りに使えるようになるのが大半ではないかと
思います。少額で修理するより新品にした方が商売としてはいいに決まってるわな。

という乗り、
いつもなら自分で分解してみるのですが、今回は相手がごっつ過ぎて手を出す気に
ならなかった。後日近所の知り合いにその話をすると「ダメ元でいっぺん見てやろ
うか」と、渡りに船で一緒に分解してみることにした。

 構造は、エンジンからきた回転動力をユニバーサルジョイントを介して
ローターアセンブリに伝える、ローターはセンター駆動型というもので
チェーンスプロケットという構造で動力を上から下へ伝える。
こんな説明ではピンとこないと思うけど、、、

ユニバーサルジョイントを外したところ

スプラインていうのかな、飛び出したところ。
ここが回転すると下の爪が回転する仕組み

これは先の写真の向こう側のカバーを外したところ、中にごっついチェーンが付いてる

外したカバーです。
このカバーに写真のような湾曲した樹脂製の棒のようなものが付いてました。
これをよくみると先端が破損してるのが分かります。元はもっと長いものだったよう。
この樹脂はチェーンに沿って当たっていてチェーンのバタつきやケースとの接触音を
押さえるためのものと思われます。長年の疲労で折れたようです。

で、肝心の写真を撮り忘れましたが、この折れた樹脂がチェーンとギアの間に
挟まってロックした模様、ロータを少し回すとその嚙み込んだ樹脂が見えたので
慎重に取り外しました。

これで問題解決と思いきや、その後もロックはあってそれがどこでロックしてるの
かが分からない、恐らく下のギアあたりと推定、しかしここにアプローチする手立て
がないのです。爪を外から回してみると完全にロック状態ではなくブレーキがかかって
る感じなので、ここで最後の手段にでました。

 もとどおりに組みなおしてエンジン動力を使ってゴーインにロータを回して
みました、何回かごっつんごっつんしてるとそのうちに回るようになりました。
詰まってる樹脂を無理やり押しのけた感じ。荒療法ですがこれで一応ロータは
回るようになりました。また何時再発するかもしれませんがしばらく様子を
見ることにした。

 ギアボックスの中でちぎれた樹脂くずが踊ってるかもしれません。
ほな、

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