○○○連盟

 人間3人あつまるとそこには政治があると言われてますが、
○○○連盟と名が付くと3人どころか何千、何万もの会員を有する団体も多々。
私は現在2つの○○○連盟に所属しています。

 一つはJHFというやつで日本ハング・パラグライディング連盟です。
パラグライダーで空を飛ぼうとすると「パイロット証」というライセンスを取得
しないといけません(法的な縛りはありませんが)なのでスクールに入って、
所定のコースを修了しなければなりません。

 15年ほど前にパラグライダーを始めようと思い立った時に色々調べました、すると
不思議な事にライセンスを発行してる団体がもう一つある事が分かりました。
JPAというやつでNPO法人・日本パラグライダー協会と言います。(連盟ではないが実質同じ)
いったいどーいう事?と思いネットを駆け巡ってみたら、なんか不穏な空気しか見えて
きませんでした。要するに意見の違うグループが諍いを起こして分裂しただけのようでした。
JHFの方が老舗でスピンアウトしたのがJPAです。最近は諍いも穏やかになってきたようで
以前ほどはいがみ合ってないと聞きます。しかし2つの団体は2つのまま健在です。 

 もう一つ所属してる連盟はJARLで日本アマチュア無線連盟です。
会員数はこちらの方が遥かに多いのですが、最近不穏な空気が流れているようにお見受け
致します。JHF、JPAのように分裂してしまうのだろうかと危惧します。
分裂しても会員にとっては何一ついい事がないのは誰しもが分かっていることと思います。
救世主が現れるといいのですが、、、

 ただ一つ、先のJHF/JPAとJARLの決定的な違いは、前者はどちらかに所属しないと
パイロット証がもらえないのに対し、後者は国家試験に受かって無線局を開設すれば
誰でもアマチュア無線を始められることです。要するに連盟に所属する必要性はない
という事。現に7MHzの交信を聴いてると
「JARL会員ではないのでNoQSLでお願いします。」というフレーズをよく聴きます。
最近はh-QSL、eQSL、LoTW等の電子QSLも広まってきたので連盟に所属するご利益が
減ってきたのも事実です。QSL転送だけが会員になる理由というのも寂しい話ではあり
ますが、

 まぁ、そんな訳でして「連盟」の存在意義から見直す時期に来ていることは確かだと
思います。私にはスーパー苦手な分野ではあります。
ほな、

カテゴリー: 無線, パーマリンク

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