次なる改良というか改造は「球」の変更です。
むか~し、某所から仕入れた物ですが、規格を調べてもドンピシャが見つかり
ません、でもきっとこれに違いないというのを見つけましてそれを信じて
やってみることにします。
4CX250B x 2 を 4CW800B(多分相当) x 1 に変えます。
前者のプレート損失が250W x 2 = 500W に対して後者が800Wなのでだいぶ
余裕ができる。ハズ
問題は冷却!!!
いきなり組み込んでもまず失敗すると思うので冷却方法の予備実験をやってみた。
金魚の水槽用の適当なウォーターポンプを仕入れてみた、DC12仕様
どれぐらいの水量で循環できるか?見てのとおりですが、これが十分なのか不十分なのか
よくわかりません。
仮に500wの損失があったとして500Wの電熱器にこの水量を流したらどれぐらいで沸騰
するかですよね。今回は水量だけみましたが、実際はペットボトル側に水を冷やすラジ
エータが必要です。ま、水量的にはとりあえず良しとしますかね。
それにしてもこれ、とっても静かです。今の心臓に悪い超うるさいブロワとは大違い!
ひとつ気になってることがあって、この冷却用の水には2000V~2400Vの電圧がかかる
訳ですが水を介して感電するなんてことはないのだろうか?
少し仕様面の説明をするとですね。
これが4CX250BのAB1級の推奨規格です。(EIMACのデータシートより抜粋)
スクリーングリッド電圧は350Vにしなさいとあります。
一方、4CW800BのAB1級の推奨動作です、
こちらは、スクリーングリッド電圧は275Vにしなさいとあります。
250Bより75V低くてよいとな、ま、その代わり流れる電流は大きくなります。
元々ブリーダ抵抗で大き目の電流を流してたのでこれは大した問題ではありません。
すなわちHL-1K/6のSG電源(トランス出力)に余裕ができるので安定化電源をきちんと
作ればきれいなSG電源と綺麗な電波が出てくれるんではないか!という期待。
先の記事で出力FETをパラにしたのはこーいう背景もあります。
電圧可変のボリュームを設けたのもしかり、入力に抵抗を入れたのはFETの損失が
大きくなり過ぎた場合に備え抵抗で熱分散するためのバックアップというかアレです。
今回はここまで、
ほな、
もともと使われていた機器は、オイルを循環させてそのオイルを水で冷やしてたそうです。さらさらのシリコンオイルとか手に入るといいのですが、見当もつきません。
ボチボチ進めていきますね。
おぉ、マジですか?! とうとう来ましたね!!
感電もですが漏電が心配ですよね。まさか純水を流すわけにもいきませんし。
どのようなことになっていくのか、(勝手に)楽しみにさせていただきます!!