引き続き懐古主義です。
トランスを外してみた、当初このトランスはこのまま使おうと考えてましたが、
電線がボロボロになってて、今にも断線しそうだしショートもしそう、270vがショート
するとシャレにならないので交換する事にした。運よく昔~し(1980頃?)仕入れてた
手持ちのトランスがサイズも電圧もぴったしだったのでこれを使うことにします。
このトランス、6mの6146Bx2アンプのスクリーングリッド用電源に仕入れたものですが
結局使わずじまいで押し入れに眠ってました。
左が外したトランス、右が交換用
今思うと交換用のトランスは真空管ラジオ用のトランスだったんですね、
今頃認識しました。(をぃ!)
違う角度から見ると
頭に付いてるフューズは、100vと85vの切替用です、ネット情報によると発売当時
1952年ごろは電灯線(AC100V)の電源事情が良くなく地方の田舎に行くと電圧が十分では
なかった地域があったとか、そういった地域用にフューズを85Vの方に切替えられるように
なっていたとかなんとか、、、今はそんな心配はしなくていいので外付けにフューズを追加
する予定です。
平面のサイズは全く同じですが、トランスを構成するケイ素鋼板の厚みが新(右)の方が
若干薄いですね、30年の技術の進歩でこれだけ小型に作れるようになったという事かな。
またオリジナルはネジが2本で枠組みも目いっぱい省略してあってコストダウンの努力が
見て取れます。
ほな、